こんにちは、白衣のGです。
最近よく耳にする「老後2000万問題」。コロナで収入が減ったことでさらにフォーカスされるようになりました。これから引退し、老後の生活が待ち受ける世代の人にとっては大きな大きな悩みの種となっています。
しかし、この問題が若者に無関係かというとそういうわけでもありません。年金の支払い額が元本割れすると言われる若者世代こそ考えていくべき問題なのです。
20代のうちから老後のことを考えるのかよ!と思う人もいるかもしれませんが、20代だからこそ考えた方がいいのです。
なぜなら、20代からちょっとしたことに取り組んでおくだけで一瞬で解決してしまう問題だからです。
なぜ老後2000万問題が一瞬で解決するのか、実際に何をすればいいのか。そのヒントや方法を解説していきます。
老後2000万問題とは?

名前の通り、老後の生活に2000万円が必要という話です。
そもそも、この問題は金融庁から発表された報告書が発端となっています。その内容をざっくり説明しておきます。
国の調査では65歳以上の無職世帯の平均収入(年金)が1ヶ月あたり約21万円、平均支出が26万円ちょっと。
1ヶ月に5万円の赤字なのであと30年生きると考えると5万円×30年(=360ヶ月)=1800万円の赤字。つまり約2000万円は貯金が必要という問題のことです。
引退間近で2000万円必要と言われても、中々厳しいものがあります。20代の子どもを持つ同様にこの問題に直面していることになりますね。
でも、20代・30代ならまだ挽回は可能です。というか、挽回どころかお釣りまでもらえちゃいます。早速見ていきましょう!
30年後を見据えた投資

20代が65歳までに2000万円を作るには一年にどれくらい貯金していけばいいのでしょうか。キリよく30歳スタートにして計算してみます。
単純に計算すると一年あたり57万円となります。あれれ?って感じですね。結構厳しそうな気がしてきます。
しかし、安心してください。これは貯金だけをしていった場合の話です。毎月5万円を貯金していくとそれだけでも2000万円に到達するわけです。
でももっと賢くいきましょう。今給料が少なくて5万円も貯められない!っていう人も大丈夫。私たち若者には「時間」という最強の武器があります。これを上手に活用していきましょう。

試しに5万円で30年積み立てた場合の運用シミュレーションをしてみます。

利回り3%は素人でもほったらかしで達成可能な数字です。現に、私自身も3%は余裕に達成できています。2000万円どころか1000万円近いお釣りがもらえることがお分かりいただけるかと思います。
もし気になる方は「資産 シミュレーション」で検索すると利回りや元本を変えながら運用予測ができます。
30年で減るリスクはないの?という疑問をお持ちになる方もいるかもしれませんが、過去200年で国際分散投資をした場合どの30年(20年でも)を切り取っても元本割れしたことはありません。
もちろんこれは過去のことですから可能性が0とは言い切れませんが、私としては「その時はしょうがない!」という気持ちで投資をしています。
投資方法

資産を増やすための投資手法は多岐に渡ります。まずは投資手法について大雑把でいいので把握しておくことをオススメします。

この中で、私が行っているのが投資信託という手法です。先ほど説明した若者ならではの「時間」という武器を最大限に発揮できると考えるからです。
他にも少額スタート、ほったらかし運用などのメリットからも気に入っています。ただし、私の正解がみなさんの正解であるとは限りませんから、納得した方法で行うことが大切です。
各手法についてメリットのみならずデメリットも吟味した上で投資を行いましょう!

まとめ
投資=ギャンブルというイメージを持つ人も多い中で、一歩踏み出してみると全く違う世界が広がっています。投資に絶対はありませんが、学生のうちからの長期投資が老後問題を解決してくれる可能性はかなり高いはずです。
自分で学び決定していくことが将来の私たちをきっと助けてくれるはずです。
皆さんがより充実した投資ライフを送れることを祈っています。