- 日本人の投資嫌いと現在の流れ
- 投資で回避できる悲惨で残念な将来
- 将来をちょっぴり明るくする具体的方法
こんにちは、投資系大学生Gです。
コロナによる失業や収入減をきっかけに、日本国内の証券口座開設数は急増しているようです。
しかし、その数も2割に満たないのが現実。
日本人の投資意欲はまだまだ低いのが現状です。
本記事では、
投資を始めない人に待ち受ける悲しい現実についてお話しします。
その前にちょっとだけ余談。
本記事を書くにあたりインスピレーションを受けた本を紹介しておきます。
少し前にテレビ・新聞で話題となった、
『宝くじで1億円当たった人の末路』という本です。
ほとんどの人が経験できないかもしれない体験から身近なことまで、その人たちの末路が描かれています。
何かを始めるとき・辞める時にその道を先に通った先人の意見はとても参考になります。
余裕があれば読んでみるといいかもしれません。
文章が苦手な方は、マンガ版もいいかもです。
前置きが長くなりましたが、
投資をしない人の末路について見ていきます!
まだまだ根強い投資=ギャンブルという思想

なぜ日本人は投資をしないのか?
まずはこのことを切り口に考えていきます。
考えられるの以下の3つくらいでしょう。
- もうお金はいらない
- 投資はギャンブル!
- 投資で痛い目を見た
順に見ていきます。
①もうお金はいらない
大金持ちとかお金がなくても満足してる人たち。
こういう人たちは投資をしなくてもいいし、悲惨な末路もたどらないでしょう。

そもそもこの記事読んでないはず!
②投資はギャンブル!
私自身が一番勿体無いと思うのがこういった人たち。
特に投資=賭博と考える根拠が親の意見や偏見といった人は1日でいいので資産運用の勉強をしてみて欲しいです。
確かにギャンブル的な手法もありますが、
口座開設をした日本人のほとんどはそんなことしていません。



そもそもNISAでは国が選んだ商品しか買えず、
やろうとしてもギャンブルはできません!
投資で痛い目を見た
先ほどの無知で怖い人と違って、
痛みから学んだ人もいるのでしょう。
しかし、こういった人たちも適切な方法を学んでみればもう一度投資に向かっていけると思っています。
その方法についても後述します。
②③に当てはまった人は、
投資嫌いの漠然とした理由をクリアにしてみるのがオススメです。
具体的には以下がオススメです。
- 本を読んでみる
- 投資をしている友人・家族に話を聞く
- 金融庁のホームページを見てみる



金融庁のサイトは超分かりやすいよ!
YouTubeとかもいいと思います。
国策として推奨される投資


次に、日本全体の投資への流れを見てみます。
かなり前から世界に対する日本の貯蓄率の高さは指摘されてきました。
浪費するよりはいいと思いますが、
日本全体で「貯金から投資へ」という動きが加速しています。
他の記事でも紹介していますが、明瞭な根拠は以下の3つ。
- NISAやiDeCoなどの非課税制度の設計
- 2022年からの投資義務教育化
- 2024年にNISA年齢が18歳に繰り下げ
一部投資の利益に対して税金徴収を設けず、若年層の投資教育を義務化することからも国の本気度が伝わってきます。
この背景には国内のみでの経済的成長の限界など、詳細なデータに基づく根拠があるのでしょうが一般人はそんなこと知らなくてOK。
もちろん私も知りません。
私より遥かに優れた人たちに任せておくつもりです。
投資をしない人の末路


先程説明した通り、国策として投資が推奨されています。
私は、日本トップクラスの頭のいい人が投資を推奨するのだからそれに従えばいいんじゃないか?と思うのです。
でもそれじゃ納得できない方も多いはずなので、
投資をしないとどうなるかシミュレーションしてみましょう。
以下の視点をピックアップします。
- 貯金だけだとどうなるか?
- 劣等感は感じないか?
順に見ていきます。
①貯金のみだと?
まずはお金を貯めてばかりだとどうなるか。
少し面倒な話になるかもしれませんが、
日本経済は若干のインフレを目標としています。
インフレ・デフレが曖昧な方は以下の記事を3分だけ覗いてみてください。


インフレでは物価が上がります。
そのため相対的にお金の価値が低くなります。
これは、
物価上昇が金利を上回れば貯金だけではどんどん貧乏になるということです。
日本のメガバンクでは、
普通口座金利が0.001%ですから、減りも増えもしません。
つまり、
今後の日本では貯金のみでは豊かになれないということです。



昔は5%とかも普通だったらしいよ。
②周りとの比較
次に、友人や同世代との比較についてです。
本来、投資の比較対象は投資をする自分としない自分であるべきで、他者との比較に意味はありません。
しかし、今回は少しでも投資に目を向けてもらうためにあえて他者と比較します。
どちらも投資をしなければ、高級取りのあなたは貯金額も大きく鼻が高いでしょう。
(投資の3%は全世界株式の平均的なリターンと言われる3%を採用)
貯金=あなた | 投資=友人A | |
---|---|---|
年利 | 0.001% | 3% |
5年 | 300万円 | 258.5万円 |
10年 | 600万円 | 558.9万円 |
20年 | 1200.1万円 | 1313.2万円 |
就職年齢は20歳前後。
20年間で100万円の差ですから、仕事を引退する60歳頃にはさらに大きな差になっているはずです。
人には人の価値観・幸せがありますが、これでも比較せずにいられるでしょうか?
将来貧乏になる・劣等感を感じる。
投資をしない人の末路はここに行き着く可能性が高いです。
そうならないためにも、
今のうちに勇気ある一歩を踏み出しましょう。
最後に、その方法を解説します。
投資で未来をちょっぴり明るくする方法


投資をしない人の末路についてお話ししてきました。その終着点はおそらく喜ばしいものではないはずです。
ではどうすればいいのか?
投資を始めましょう。投資をしないと悲しい将来が待っているのですから、投資をすればいいのです。
具体的に言うと
口座を解説して積み立てNISAを始めましょう。
その理由は大きく以下の3つです。
- 利益が非課税
- 優良商品しか選べない
- 手間をかけずに済む
順に解説します。
①非課税運用が可能
まず積み立てNISAでは、
通常利益に対して20%かかる税金が免除されます。
特定口座は、
積み立てNISAをやっても余力があれば利用すればOK。
仕事をしている人はiDeCoを優先してください。
積み立てNISAより節税メリットが大きいです。
iDeCoは少し複雑なのでYouTube学習がオススメです。
②優良商品のみ買付可能
「投資を始めるのはいいけど、何買えばいいの?」
投資初心者がまずぶつかる壁ですが、
この点は心配無用なのでご安心を。
積み立てNISAでは、
金融庁が厳選した商品しか買付できなくなっています。
日本全体のお金を増やすための制度ですから、
できるだけ国民が損しにくい商品ラインナップになっています。
③手間いらず
積み立てNISAで金融庁が厳選した商品は、
全て投資信託(=ファンド)となっています。
商品構造については省略しますが、
企業分析やチャート分析で手間がかかりません。


さらに詳しい商品選びについては後日記事にしますが、私はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で運用しています。
まとめ:投資をしない人の末路は悲惨
投資に興味があっても、
偏見や知識不足で一歩を踏み出せない人は少なくありません。
いきなり始めなくてもいいと思います。
もっと言うと最悪投資をしなくてもいいと思います。
でも、投資をしない理由・根拠を明確にしてから判断してもいいのかなと思います。
本記事が投資のリターンやリスクについて考えるきっかけになれば嬉しいです。