こんにちは、白衣のGです。
コロナで投資を始める人が増えていますね。
「自分も始めてみようかな」と考える人に、まず使って欲しい制度がNISAです。
難しく聞こえますが安心してください。今から超絶わかりやすく説明します。
未来に備えた投資をするためにも、一緒に勉強していきましょう!
投資利益には20%の税金がかかる

NISAを説明する前に、投資における税金を確認しておきましょう。
給料にお金がかかるのと同じで、投資で得た利益にも税金がかかります。
私たちは、たくさん稼げば稼ぐほど高額な税金を納めることになります。

これが累進課税制度だよ!
一方、株式投資などで得た利益には約20%の税金がかかります。
ぜひ、この数字を覚えておいてください。
NISAとは?(=投資利益の非課税制度)


NISAは「Nippon Individual Savings Account」の頭文字をとった税金の優遇制度です。
2014年からスタートした本制度ですが、老後2000万問題の発表から一気に注目を集めています。
①NISA口座では利益に税金がかからない
あなたが100万円の利益を出したとしましょう。
NISA口座と他口座(一般・特定)で手取りを比較してみます。
内容/口座名 | 一般・特定口座 | NISA口座 |
---|---|---|
利益 | 100万円 | 100万円 |
手取り | 約80万円 | 100万円 |
先ほど説明した、投資の税金制度を思い出してみましょう。
一般的な証券口座では利益の20%が税金に消えます。
つまり、儲けは利益の80%になってしまいます。
一方、NISA口座では利益がそのまま手取りになります。



いくら稼いでも非課税だよ!
②NISAには2種類の口座がある
NISAでは、「つみたてNISA」と「一般NISA」のどちらかを選択できます。
同時利用はできませんが、一年に一回口座を切り替えることが可能です。
両者を簡単に比較してみましょう。
配当や売却時の利益には税金がかかりません。
どちらも対象年齢は20歳以上となっています。
積み立てNISAと一般NISA
上記の表を解説していきます。
①非課税枠とは?
どれくらいの元本(投資金額)が非課税対象になるかということです。
NISA口座は非課税で運用できる資産が決まっており、それ以上の金額を投じることはできません。



上限がないと国は税金を回収できないからね!
NISA口座内で購入可能な金額は一般NISAが年間120万円、つみたてNISAが40万円となっています。
②積み立て方式とスポット購入
次は、NISA口座内での購入方法についてです。
積み立て方式とは、名前の通り毎月コツコツと定額で商品購入をする方法です。
一方スポット購入は一気買いを意味します。
一般NISAではどちらも選択可能ですが、積み立てNISAでは1ヶ月あたり33333円までとなっています。



40万円÷12ヶ月=33333円となるよ!
③非課税期間とは?
どれくらいの期間、税金なしで運用できるかということです。
先ほどの表をもう一度見てみます。
つみたてNISAでは年間40万円をフルに使い、20年間運用すると総投資額は800万円になります。
対して一般NISAでは120万円×5年で600万円となります。
どちらにも長所・短所があるので自分に合った選択をしましょう。
個人的には、学生や初心者はつみたてNISA一択だと思ってます。



もちろん私自身もつみたてNISAです!
④取扱商品について
一般NISAとつみたてNISAでは購入可能な商品に差があります。
前者は株式も購入できますが、後者は投資信託(=ファンド)のみが購入可能です。
これについて深掘りするとややこしくなるので、今回はスルーしてください。
「買える商品がちょっと違うのね」くらいでOKです。
ファンドって何?という方は以下の記事を参考にしてみてください。


まとめ
いかがでしたか?
NISAについて何となくイメージが掴めたのではないでしょうか?
もう一度おさらいしておきましょう!
- 投資の税金
-
NISA以外では利益の20%は税金になる!
- NISAとは?
-
上限額内で税金なしで投資ができるシステム!
つみたてと一般の2つの口座を選択できる!
両者には上限額と期間、商品の差がある!
投資をするならまずはNISAから始めるのがオススメです。
NISAを利用して、投資で明るい未来を気づいていきましょう!