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    なんの変哲もない大学生。
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    ひとりごとをつぶやきます。
    本当はメガネかけてません。
    サウナを愛してやみません。

大学生はこれ一本、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を解説

こんにちは、佐藤です。

今回は、大学生に最もおすすめしたいインデックスファンド「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を徹底解説します。

私佐藤もオール・カントリーを積み立てています。

2023年1月29日時点

NISA等での銘柄選びで迷っている方はもちろん、既にオール・カントリーを積み立て始めた方に役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の内容

全世界株投資をするならオール・カントリー一択です。

もちろん買い付け額もトップクラス、有識者からの信頼も絶大です。

(2023年1月29日時点)

  • 主要証券会社3社:楽天・マネックス・SBI証券で買い付けランキング第2位(買付総額)
  • 投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019~2022で4連覇

まずはそのコストや総資産額を表にまとめましたのでご覧ください。


赤字は重要!

銘柄eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
商品種別インデックスファンド
資産クラス全世界株式
時価総額加重平均型
インデックスMSCI ACWI Index
市場カバー率全世界株式市場の約85%
運用会社三菱UFJ国際投信株式会社
コスト(信託報酬)0.1144%%以内:安すぎ!
買い付け手数料なし
設定日2018年10月31日
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の内容

次に、表の中でも知っておくべき情報を解説します。

対象指数はMSCI ACWI Index

オール・カントリーが採用するこのインデックスは、世界中の株式を対象とした株価指数です。

国、株式ごとに時価総額による重み付けがされており、定期的に入れ替えや割合調整が行われています。

現時点での最新レポートでは以下の通り。

投資対象の国別割合

2022年9月末時点でのオール・カントリー資産比率

現在は世界経済に占めるアメリカの影響が大きいので、オール・カントリーの中身も米国株比率が高くなっています。

今後アメリカがさらなる経済発展をすればその割合は高まりますし、別の国がより発展すればアメリカの比率は下がることになります。

投資対象の株式別割合

2022年10月31日時点でのオール・カントリー株式比率

銘柄ごとに見ると、上位10銘柄をGAFAMを中心とするアメリカ企業が独占しています。

これらの銘柄は、オール・カントリーと並ぶ大人気インデックスファンドeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と同じです。

集計期間に差があるため順位は異なりますが、SP500に組み入れられている銘柄はオール・カントリーにも含まれているということになります。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に資産比率

次にコストです。

コストは超絶安い

低コストで買い付け手数料無料、さすがeMAXIS Slimシリーズといったところでしょうか。

世界中に広く分散できる分S&P500に比べると若干高くなりますが、それでも驚きの安さです。

また、手数料業界最安水準を目指すことを公言されていますので、類似商品と競合してさらに低くなる可能性もあります。

実際、過去に何度か手数料を引き下げてるんだよね。

十分な資金流入と運用成績

また、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は現在も十分な資金流入がある(人気ランキング上位なので当たり前)ほか、運用成績も申し分ないです。

資金流入(緑)はご覧の通り右肩上がりです。これだけ流入があれば償還リスクは考えなくていいでしょう。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の資産推移

運用成績(赤と青の線)も概ね同じ動きをしていますから、安心して投資ができそうです。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)はここがエグい

世界中の株式を一本で保有でき、リバランス不要。スマホのボタンを押すだけでこれができるのは、相当すごいことです。

例えば5カ国に5銘柄ずつ投資するとします。
すると次のようなステップが必要になります。

  • それぞれの国の通貨へ変換
  • 対象銘柄を時価総額に応じて購入
  • 銘柄や国ごとの時価総額の変化のたびに売買
    →(市場ポートフォリオと呼ばれます)

これ相当大変ですよね。でもオール・カントリーなら激安の手数料でこれを引き受けてくれます。それも約50カ国の3000近い銘柄に。個人なら確実に無理です。

これだけで長期的には資産形成ができるわけですから、やらない手はないと思うのです。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を取り扱っている証券会社

楽天・マネックス・SBI全社で取り扱いがあります。

その3社ではキャンペーンによって多少の差はあるものの、その差もゴミみたいなものです。

私自身は3社ともに口座を持てばいいと思っていますし、むしろ、投資を長くやっている人で1社しか持っていない人の方が珍しいかと思われます。

もちろん、私佐藤は3社で口座を保有しています。

しかし、まずは1社で口座開設をしたいという方もおられると思うので、お好きなところを選んでいただければと思います。

最後に個人的意見

ここまでeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)について力説してきました。

私自身としては「大学生ならオール・カントリーで良くないか?」という気持ちがあり、私自身はオールカントリーを積み立てています。

人によっては米国株の方がいいとおっしゃられる方もいますし、現時点での明確な答えはありません。

ただ、大学生という属性を考えれば、わざわざ米国市場に絞る必要は薄いかなと思っています。

もう少し詳しい理由は別の回で解説していますので、よければご拝読ください。

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