こんにちは、白衣のGです。
みなさんは「複利」と言う言葉をご存知でしょうか?
投資の世界では当たり前の言葉となっている「複利」。
投資をしない人からすると、あまり馴染みのない言葉かもしれません。
学生投資家である私自身もこの力を利用している人間の1人なのですが、できるだけ多くの人が、この力を利用するようになればいいなと思っています。
今日は複利について話をしていきます。
複利と単利

複利を考える上で、比較対象になる言葉が「単利」です。
それぞれ呼んで字のごとく、利益が複数なのか単体なのかが違いです。
分かりづらいので、元本を設定してもう少し詳しくみていきましょう。
①単利
今お金が100万円(=元本)あったとします。
この100万円を年率10%で運用すると、理論上1年後には110万円になります。
これを次の年、単利で運用すると2年後には120万円になります。
これが単利です。常に元本に対して利益が発生してくる仕組みです。
②複利
次に複利をみていきましょう。
先ほどと同じように100万円を10%で運用します。
一年後には資産額は110万円になりますね。ここまでは一緒です。
次に2年目も10%で運用すると、複利では121万円になります。
このように複利では、利益を次年度の元本とすることができます。
利益が利益を産むなんて言われたりもします。
③比較
複利と単利では10年後にどのような差が出るのか。
100万円を元手に10%運用で考えていきましょう。
年数 | 複利 | 単利 |
---|---|---|
1年目 | 110万円 | 110万円 |
5年目 | 161万円 | 150万円 |
10年目 | 259万円 | 200万円 |
20年目 | 672万円 | 300万円 |
税金等の計算は省略していますが、時間が経てば経つほど両者の差は開いていくばかりです。
一年目は同じでも、20年経つと倍以上の差がついてしまいました。
複利の偉大さ

複利の偉大さを少しは実感いただけたのではないでしょうか。
時間が経てば経つほど、そして元本が大きければ大きいほど複利は力を増すのです。
学生投資家としては、学生にいち早くこの力に気づいて欲しいと思っています。
敵に回すと恐ろしい

先程までは、利益ばかりにフォーカスしてきました。
でも、複利はいつも味方とは限らないんです。
お金を貸す側になると先程のような利益が生まれますね。
お金を借りる側になるとどうでしょう。考えただけで恐ろしい未来が待っているはずです。
複利の力を最大限に享受する
投資の世界では、「雪だるま式」なんて表現されることもあります。

アインシュタインに「人類最大の発明」とも言わしめる力を利用しない手はありません。
この力を最大限に享受できる場所こそが投資の世界です。
しかし、「怪しそう」・「怖い」というイメージをお持ちの方も多いと思います。
誰でも知らないところに飛び込むのは怖いものです。
しっかりと知識を蓄え実践することで、利益は低いながらもリスクを最小限に抑えた運用が今は可能です。
そのための情報もネットやYouTubeに溢れかえっています。
自らが学ぶことが最大の盾になりますから、ぜひ複利という剣と共に装備して欲しいと思います。
まとめ
複利の素晴らしさについて話をしてきました。
この記事を読んでくれた人がその力に気づき、上手に利用してくれたら嬉しいです。
稚拙な文章を最後までお読みいただきありがとうございました。