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資産形成の「出遅れ」が「手遅れ」になるのは○○才!

資産形成の大切さが世間に知られ始めてきた昨今、こんな言葉をよく耳にします。

「始めるのに遅いということはない!」

しかし、残念ながらこの言葉はあまり正しくありません。出遅れるほど手遅れは近づいていきます。

では、豊かな老後のためには、何歳までに資産形成を始めるべきなのか。

平均世帯年収から算出してみましたので、ご覧ください。

ざっくりとした計算ではありますが、大まかん目安としては参考になると思います。

この記事を書いた人
  • 医学部に通う大学生
  • 趣味はサウナと紅茶
  • 現在200万円運用中
  • ブラックカード修行中
  • ツイッターもやってます。
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目次

タイムリミットは30歳代!

今回は老後資金2000万円を目安に、締め切り期限を考えていきます。

まずは世帯年収をご覧ください。

手取りではなく、額面。

世帯の年代世帯年収の平均
20代362万円
30代614万円
40代694万円
50代756万円
60代566万円
年代別世帯年収(2019年国民生活基礎調査より作成)

50代にピークを迎え、その後は下がっていくことがわかります。

単純な計算だと50歳手前が締め切り

年代を問わず毎月収入の10%を投資に回し、3%(かなり現実性高い)で運用することとします。

すると、70歳までの形成資産は以下の通りになります。

スタートする年代60歳までの運用総額
20歳6434万円
30歳5045万円
40歳3294万円(手取りでは2900万円未満)
50歳1844万円
60歳656万円
世帯年収を月ベースに換算して算出

50歳からの資産運用では70歳時点で2000万円には及びません。

さらに、この計算には注意点が多数あります。

50歳手前では遅すぎる理由

先ほどの単純計算では40歳代で資産運用を始められればかなり余裕を持って老後資金が準備できそうでした。

しかし、現実はそう甘くはありません。

  • 手取りと額面の違い
  • マイカーの購入
  • 家族旅行
  • 教育資金(私立)
  • 親世代への援助 …

実際に手取り換算した場合、40歳ちょうどから始めても資産は2900万円弱となります。

そのほかの点も加味すると、30後半〜40前半がタイムリミットになってきそうです。

複利の特性を考えると、早いほど良いことは明白

当サイトでは、耳にタコができるほど「複利、複利、複利」と連呼してきましたが、もう一度確認しておきます。

とにかく複利を利用しようと思ったら、早く投資を始めて長く運用しましょう。

複利にまつわる話をいくつか紹介しているので、そのパワーを実感してみてください。

複利にまつわるお話

なぜ「遅いことはない」と言われるのか?

最後に、なぜ投資を始めるのに遅いことはないと言われるのか説明しておきます。

理由は単純で、やらないよりはやったほうがいいからです。

出遅れれば出遅れるだけ、老後資金の確保は大変になっていきます。

しかしある世帯をみた時に、投資をする世界線としない世界線はかなり違うものになってきます。

たとえ手遅れであってもやらないよりはマシなので、「遅いことはないです、今からでも始めましょう!」とアドバイスされているわけです。

まとめ:一刻も早く始めよう

平均世帯年収から、ざっくりと資産運用開始のタイムリミットを算出してみました。

実際には、世帯の支出状況や収入・構成人数によって大きく変わってくるはずです。

しかし、大まかに30代くらいにタイムリミットがあること、早く始めたほうがいいことはご理解いただけたのではないかと思います。

一刻も早く資産形成を始めて、優雅な老後を約束してしまいしょう。

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