- 大学生でもお金は増やせることの証明
- 大学生にオススメの投資・資産運用法
- 大学生が投資で損しないための注意点
こんにちは、投資系大学生Gです。
本記事では「投資をしてみたいけど何からすればいいの?」という大学生に向けて、現役大学生の私から見て文句なしにオススメできる方法を解説します。
結論から言うと、
余剰資金がある大学生には積み立て投資をオススメです。
その理由とその他の投資法等について大学生目線でガッツリ説明していきますので最後までお読みください。
大学生の投資でも適切な方法で資産は増やせる

まず、大学生が投資を始める上で抱く3つの疑問にお答えします。
- 投資って怪しくないの?
-
全く怪しくないです。
投資=怪しいは時代遅れです。 - 大学生でも投資でお金を増やせるの?
-
適切な方法をとれば増やせます。
- でも、それって難しいんでしょ?
-
私は1週間あれば理解できる方法を行っています。
百聞は一見にしかず。
現役大学生である私の3月30日現在の損益は以下の通りです。

元本50万円ほどに対して利益62000円。
お小遣いや入学前までの貯金を投資に回しています。上記は積み立てNISA15ヶ月分の運用実績となっています。
ちなみに、商品としてはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で運用しています。
たった6万円かよと思うかもしれませんがチリも積もれば山となります。以下の記事で試算していますのでよかったら見てみてください。

大学生にもできる資産運用の方法

大学生でも行える5つの方法を紹介します。
全てオススメしているわけではないので注意してください。
また、想定する大学生像は以下のイメージをしています。
- 家が大金持ちではない
- 明日のご飯に困るほどではない
元本は小さいけれど毎月数千円の貯金はできる!といった感じでしょうか。
それでは、現実的な投資法を見ていきます。
大学生目線で選択できるのは次の5つです。
メリット | デメリット | おすすめ度 | |
---|---|---|---|
株式 | リターン大 | 再現性低い | ★★☆☆☆ |
FX | レバレッジ | リスク大 | ★☆☆☆☆ |
債券 | 低リスク | 低リターン | ★★★☆☆ |
投信 | 楽&収益 | 地味 | ★★★★★ |
自己 | 無限 | なし | ★★★★★ |
「将来を豊かにする」という視点で評価しました。
また、預金も投資の一つですがほとんどの人がやっているはずなので除外しました。
次にもう少し詳しく5つの投資方法を解説していきます。
預金のグラフを基準にご比較下さい。
預金は投資と並行して必要なスキルなのでオススメ度はMAXとしました。
①株式投資
投資といえば株!という方も多いはず。
株の儲け方の基本は、差額・配当・優待です。
- ①差額
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キャピタルゲイン。
安く買って高く売れば差額が収益に。 - ②配当金
-
会社ごとの基準も満たす株数を保有すると配当金がもらえる
- ③株主優待
-
会社特有のサービス券などがもらえます。
優待利回りとして収益にカウントできる。
ただし、日本株であれば基本は100株単位での購入となり一社だけでも数十万円が必要です。
そのため、大学生が配当や優待の基準を満たすだけの株式を保有することは難しいと考えられます。
一方、差額(キャピタルゲイン)であれば一株単位で購入可能なサービスを活用すれば不可能ではありません。
ただし、売買を繰り返せば手数料がかさむだけでなく大切な大学生としての時間をパソコンと睨めっこして過ごすことになるので私はオススメしません。
上手くやれば高い収益性が期待できますが、短期トレードの相手はプロですから難易度も高くおすすめはしません。

でも、やるなら大学生のうち。
大人になって大損するよりはマシだからね。
長期保有をオススメする人もいますが、それなら株式ではなく一本で広く分散できるファンドの方が効率的です。
②FX=Foreign eXchange
FXも大学生の投資として人気の手法です。
ハイリスク・ハイリターンの代表選手と言っていいでしょう。
儲け方とレバレッジについて説明します。
- ①儲け方
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二つの通貨の間の値動きを利用します。
1ドル=100円で買って120円の時にで売れば20円の儲けとなります。 - ②レバレッジ
-
融資を受ける不動産でも使われる「てこの力」。
これにより、自己資金以上の取引が可能です。
FXでは25倍までレバレッジが使えます。
FXの魅力はなんと言ってもレバレッジ。
100円しか持ってなくても2500円分の取引が可能になります。
もし利益を出せれば25倍の儲けとなる一方、
損失を被ればそれはそれは残念な結末を迎えます。
これがハイリスク・ハイリターンと言われる所以です。
個人的にはゼロサムゲームに参加することはオススメしませんが、どうしてもやってみたい人は大学生のうちに経験しておくべきだと思います。


③債券
債券は会社や国にお金を貸してあげることで、金利を受け取る方法です。
国債であればリスクも低く、損失リスクを受け入れられない人にはオススメできます。
私自身も資産形成の終盤では債券の割合を増やしていこうと思っています。
ただし、今後数十年にわたって労働収益が十分に期待できる大学生の第一選択にはなり得ないでしょう。
理由としては、債券に比べればハイリスク・ハイリターンな投資信託であっても長期視点であればリスクはどんどん小さくなるからです。
④投資信託
投資信託はファンドとも呼ばれ、100円から市場全体に分散投資できるのが魅力です。
元本が少なく、将来的な時間・入金力が期待できる大学生は絶対に激推しできる方法となっています。
実際に、私の所有する金融商品は100%投資信託となっています。
その理由・詳細はこの後解説します。
投資信託ってなんやねん!という方は以下の記事が参考になるかと思います。


自己投資
投資信託と並行して今すぐ始めたいのが「自己投資」です。
投資というとお金を増やすことだけにフォーカスしてしまう人が少なからずいます。
しかし、一般人が投資で増やせる額はたかが知れてします。
素人の現実的な利回り目標は5%程度と言われ、元本を2倍にするのに15年近くなる計算です。
しかし、入金力が高ければその期間をどんどん短縮できます。
投資は入金力。
結局は金持ちが強いゲームなのです。
社会に出てから転職をするくらいなら、時間的余裕のある大学生のうちに資格やら何やらで能力を高め、優良企業に就職する方が効率的です。


大学生投資家が実践する方法:積み立て投資


私自身も実践する投資信託についてもう少し深掘りしていきたいと思います。
大学生に投資信託を勧める理由は以下の通り。
- 100円から可能
- 積み立てできる
- 時間を味方にできる
- 自己投資の時間も確保できる
ファンドは値動きを気にせずに継続できます。
株式と違って毎月定額で自動買付できるので、時間(=複利)を味方にし、パソコンと睨めっこしたり企業リサーチをする必要もありません。
複利の力を最大限活用するためにも投資信託は最適と言えます。


余裕のある方はコチラもどうぞ。積み立ての原理を解説しています。


大学生が投資方法を決める前にやるべきこと


最大限に効率化を図るためにも、投資方法を決める前に以下のことをやっておきたいものです。
- 無駄の見直し
- 投資の勉強
- 口座開設
順に解説していきます。
①無駄の見直し
時間、お金の無駄を見直しましょう。
投資を始めれば必然的に考えるようになりますが、今すぐにタダで出来るのですからやっておいて損はありません。
②投資の勉強
投資が怖いのは知識がないからです。
お金を守り、増やすための知識を身につけましょう。
本屋には分かりやすい本が死ぬほど陳列されています。
気に入ったものを数冊ほど買って、パラパラ読んでみてください。
③口座開設:人生の分かれ目
口座開設をしましょう。積み立てNISAと特定口座を選択すればOK。
友達に勧めるといきなりかよ!と言われますが、口座開設だけなら完全にノーリスク。1円も損しません。
どうせやるなら、やる気のある今開いておけばいいんです。
投資初心者の壁は口座開設と商品の購入です。この勇気ある2歩が私たち大学生の将来を大きく変えてくれます。
・2022年から高校生で投資が義務教育化、2023年には積み立てNISAの開始可能年齢が20→18歳になります。
・NISAの非課税や年齢引き下げ、iDeCoの制定からも国策として行われています。
→日本全体で貯金から投資へという動きが加速しているということです。
豊かになりたいと思うなら行動あるのみ。
私自身の投資環境についてはコチラを参考ください。
大学生が投資をする際の注意ポイント


以下のポイントはマストです。
絶対に抑えておきましょう。
- 余剰資金で行う
- リアルも充実させる
- 失敗するなら今のうち
何度も言いますがマストです。
大学生投資は将来への第一歩であることを忘れずに。
①投資は余剰資金で行う
無理は禁物です。投資は余剰資金で」を忘れてはいけません。
月に1万円貯金できる人なら、しばらく使いそうにない金額を投資に回しましょう。
レバレッジなんてもってのほか。投資にはリスクが付き物ですが、わざわざ大きくする必要はありません。
②リアルも充実させる
他の記事でも書いていますが、現実も大切です。
将来の豊かさのために今を犠牲にするのはナンセンス。何事もバランスが大切です。
バイト代を投資に回すことには賛成しますが、やりすぎは禁物です。
③失敗するなら今しかない
投資を始めるとどうしても高リターンに目がいってしまいます。
その裏にはハイリスクが潜むわけですが、知らぬ間に足を踏み入れてしまう人は少なくありません。
失敗から学ぶことも多くあります。
デイトレやFXなど、どうしてもやってみたいなら在学中にやっておきましょう。
まとめ:大学生は自己投資と投資信託
大学生におすすめの投資について長々と話をしてきましたが、最後に振り返りをしておきます。
- 大学生でも資産拡大は可能
- 選択肢には株式・債券・FX・投信がある
- オススメは自己投資と投資信託
- 無駄を見直し、投資勉強、口座開設をしよう
- 余剰資金で投資し、リアルも充実させる
大学生で投資を始めることが将来の豊かさへのチケットになります。
長期で考えれば、やらない手はありません。
本記事が皆さんの充実した投資ライフにつながれば幸いです。