こんにちは、白衣のGです!
投資をする上で避けては通れない知識の一つに「債券」があります。
値動きが株式と逆行することが多く、リスク低減のためにポートフォリオに組み込まれることも多い商品ですが、いまいち理解しきれていない人も多いようです。
債券を組み込むかどうかは別として、商品構造を理解しておくと今後の投資方法の選択に幅を持たせることができます。知っていてやらないと知らずにやらないのでは大きな差があります。
本記事では、学生や投資初心者で必要になる債券の最低知識について説明していきます。ぜひ、皆さんの投資LIFEにお役立てください!
債券とは?

債券とは何か?Wikipediaにはこう書いてあります。
社会的に一定の信用力のある発行体が資金を調達する際に、金銭消費貸借契約に類似の法律関係に基づく金銭債権の内容を券面上に実体化させて発行する有価証券のこと
Wikipediaより引用

最高に意味わからないですね。
もう少し噛み砕いて説明していきます。
銀行をイメージしてください。マイホームを建てようとした時に、ほとんどの人は銀行からお金を借りてローンを組むはずです。
これは銀行という企業が個人にお金を貸してあげるという構図になっていますね。債券ではその逆のことが起こります。
個人(=投資家)が資金不足の国や自治体、企業にお金を貸すことができます。その時に発行される証明書のようなものが債券と呼ばれます。
つまり、国や企業が個人に借金をしたときに「必ず返します!」と約束をする宣誓書みたいなものが債券です。
なぜ債券が投資になるの?


投資を勉強していると債券でリスク低減!みたいな文言を耳にすることが増えてきます。
そもそも、どうして債券が投資になるのでしょう?ざっくりでいいので理解しておきましょう!
債券は個人が国や企業にお金を貸すことだと説明しました。お金を貸すということは利息が発生します。
銀行ローンで余分にお金を払うのと同じで、国や企業側もお金を借りたら利子をつけて返済することになります。
これにより、お金を貸した個人は元本プラス利息分の金額を受け取ることができます。
債券の種類


次に債券の種類について解説します。一口に債券といってもその種類は多岐にわたります。今回は代表的なものをピックアップしてみます。
基本的には発行元がどこか。どこにお金を貸してあげるのかによって分類されています。
①国債
名前の通り、国にお金を貸してあげるシステム。発行元が日本国となっているため、元本が保証され安全性が高いのが特徴です。
しかし、その分利率は低くなっています。
②社債
会社=企業が発行する債券で、事業債と呼ばれることもあります。国債よりは利率が高いことが多いのが特徴です。
しかし、「お金を借りたい!」と申し出る会社の信用度や安全性はそれぞれ異なってきます。
③外国債(=外債)
名前の通り、外国の政府や法人の発行する債券。社債と同様に、国や企業ごとに信用度や安全性は異なる。
債券の買い方


最後に債券の購入方法について解説します。
そもそも債券はいつでも購入可能な商品でないことを覚えておきましょう。なぜなら、国や企業にとってお金が必要な時にしか発行されないからです。
国債なら定期的、社債なら不定期的に募集がかけられ先着や抽選で購入が可能となっています。
購入方法としては国債が証券会社や銀行、社債が証券会社となっています。学生や初心者であれば証券会社で買える!と思ってもらえればいいでしょう。
学生・初心者に債券は必要か?
ここまで、債券についてざっくり解説してきました。
債券は株式と逆相関すると言われるためポートフォリオ作成時に購入が検討されることが多いのは事実です。
しかし、個人的には学生や投資初心者には不要だと考えています。そう考える根拠については別途解説していますので、よかったら参考にしてください。
まずは動き出そう!
投資は勉強も大切ですがやってみるのが一番早いと思っています。証券口座の解説はノーリスクですし、投資信託の購入なら100円から可能です。
私自身は1年間みっちり投資を勉強してから投資を開始したのですが、やってみないと分からないことって本当にたくさんあるんですよね。
投資で一度たりとも損失を出さないで運用することはほとんど不可能です。少額からでも初めてみることが大切だと思います。
口座選びで迷っている学生・初心者は楽天証券にしておけば間違いないです。その理由もまた解説していけたらと思います。