- 研究で判明した最も幸せな年収
- より具体的な理想年収の決め方
- 目標年収のために大学生が今すぐできること
こんにちは、投資系大学生Gです。
将来はお金持ちになって幸せに暮らしたい。
ほとんどの大学生が一度は考えたことがあるはずです。
しかし、いくらあれば幸せになれるのかを具体的にイメージできている大学生は多くありません。
そこで今回は、“年収はいくらあれば幸せなのか?”という疑問について考えていきたいと思います。
加えて、
より具体的な目標年収の設定方法とその達成のためにすべきことを紹介します。
大学生のうちに狙いを定め、豊かな生活に向かって歩き始めましょう!
幸せのための最適年収は800万円

“結局はお金”
“お金が全てじゃない”
お金と幸せの関係をめぐる論争は長年にわたって論じられてきました。
そんな中、
ノーベル経済学賞の受賞者であるダニエル・カーネマン教授らの研究によって、一応の終止符が打たれました。
結論から言うと最適年収は800万円、幸福度は頭打ちになるようです。
始めにアメリカでの研究。次に日本での調査についての結果を見ていきます。
①カーネマン教授らの研究
2008年から2009年の1年間で、45万人の収入と幸福度を電話調査した結果がこちらです。

グラフからわかることは以下の二つ。
- 75000ドル=800万円までは稼ぐほど幸せになる
- それ以降はいくら稼いでも変わらない
②日本の「満足度・生活の質に関する調査」では?
次に、日本国内の世帯年収と幸福度の関係を見ていきます。
こちらは2019年に1万人を対象に行われた調査です。これも元に作成したグラフは以下のようになっています。

生活の質としては3000万円が最も満足度が高くなっています。
※満足度=幸福度ではないので注意してください。あくまで生活水準の調査です。
また、満足度においても収入では増幅の限界があることがわかります。それどころか3000万円を過ぎると低下し始めます。
自分よりお金持ちの人たちに嫉妬が芽生え始めるのでしょうか…。このことからも、お金が全てではないことが分かりますね。
③二つのデータから分かったこと
まず、これらのデータはあくまでも平均的な人物を想定しているということです。
800万円が最適年収であったことは事実ですが、その倍欲しい人もいれば半分で十分な人もいるということです。
これを踏まえて結論づけると、こうなります。
- 最適年収は頑張れば射程圏内にある
- 稼ぎすぎてしまう心配は無用
- とりあえず800万円を目指そう
日本人の平均年収は約436万円ですので、稼ぎすぎて生活満足度が下がったり、不幸になる心配は今のところ不要です。
反対に800万円がきつく感じた人も安心してください。これは非正規雇用や新卒社会人を含めた値です。
大学生からスキルを磨き始めれば、サラリーマンでも余裕に狙えます。学歴コンプレックスがある人は、政府も推奨する副業を大学生から作り始めてもいいでしょう。
最後の章ではその方法を解説します。適切な方法を選択するためにも、まずはより自分に適した理想年収をシミュレーションしてみましょう。
具体的な理想年収の決め方

投資を始めましょう。そうすれば、自然に必要なお金の量を考えるようになります。
そして、資産を増やすことの難しさを知り、本当にお金を使いたいところに使うようになります。この過程で、勝手に自らの幸せ・やりがいといった価値観が型作られていきます。
親の影響で”投資は危ない”と思っている人は、少し目線を変えてみるといいでしょう。
NISAやiDeCoといった非課税の投資制度、投資信託の義務教育化の背景を調べてみるだけでも周りの量産型大学生とかなりの差がつくはずです。
理想年収のために大学生がすべきこと

理想年収を達成するために今すぐにすべきことは、「お金について学ぶ」ことです。
やる気が出ない人も以下のことを知っていれば、お金について学ぶ気も起きてくるはずです。
- 親世代が老後資金作りに苦労していること
- 日本の経済成長に限界がきていること
- 大学生も投資をする時代になっていること
では、お金についてどのように学んでいくのか。これもやはり投資を始めることが最適です。
投資の肝はいかに入金力を高めるかにあります。
リスクの低い投資法では、元本の大きさが最重要事項なのです。
そして、
入金力を高める上で、最も強力で難易度が高いのが「稼ぐ力」です。世の大人が最も苦戦している部分です。
大学生のうちに適切な投資法を身につけ、稼ぐことの大切さを知れば、大学生最大の武器である「時間」をより有効に使えるはずです。
就活は一種のレースのようになっていますが、必要なスキルを身につけておけば学歴差別も気にせずに済みます。
投資を始めて複利の偉大さを実感できれば、理想年収に必要な要素が次々と見えてくるはずです。



まとめ
ノーベル賞受賞者の研究をもとに、理想年収について考えてきました。
大学生のうちに具体的な年収を想像するのが難しい人もいるでしょう。そんな場合は、まず800万円を目安にしてみることをオススメします。
そして、それを達成するためにもお金の勉強をしましょう。
周りの人間の多くがあぐらをかいている大学生の間がチャンスです。